2019GW 宮崎ツアー

2019年のGWは、何年振りかの国内ツアー。
横浜から神戸港までドライブ、カーフェリーで宮崎港まで移動しました。

前半は天気に恵まれなかったものの、ハイキング・廃線跡巡りと現地の美味しいものを楽しんで、天気回復した後半にクライミングを詰め込みました。
一番登りたかった小積ダキができてよかったです。

小積ダキのてっぺんで小躍り

■概要
4/27(快晴)
 横浜〜神戸(三ノ宮・南京町ぶらり)〜フェリー
4/28(晴れ、夜に雨) 
 宮崎港着〜 比叡山 ニードル左稜線スーパー 〜鹿川キャンプ場
4/29(大雨)
 林道ドライブ、高千穂線跡巡り
4/30(雨)
 鬼の目山ハイキング
5/1(雨)
 丹助岳ハイキング
5/2(晴れ)
 雌鉾岳 大長征ルート
 雄鉾岳 左稜線(アプローチに迷って敗退、取付きまで)
5/3(晴れ)
 比叡山 白亜スラブ
 比叡山〜 祝子川キャンプ場 〜 大崩山荘 (小積ダキアプローチ確認)
5/4(快晴)
 小積ダキ 下部は蜘蛛の糸ルート 中央ベランダ経て上部は中央稜〜 祝子川キャンプ場
5/5(晴れ)
 鹿川キャンプ場 〜 宮崎港
5/6(晴れ)
 神戸港〜横浜


■比叡山 ニードル左稜線スーパー
宮崎入りして、早速比叡山へ。
午後から開始。ニードル左稜線スーパー1本のみ。
ニードルまでで下降するパーティーも多いようでしたが、明日から天気絶望的なので、雨が少しぱらっときましたが、Aピーク上まで抜けて、石碑のある展望台まで行って歩いておりました。

ニードルのてっぺんへ

最終ピッチ

対岸の矢筈岳

下降路から見たニードル





■雨の3日間
予報通りの雨。移動疲れもあったので、宮崎2日目はゆっくりしました。
渓流沿いの林道をドライブした後、廃線となった高千穂線の跡を見に行きました。

遊歩道になっている橋梁

レールもところどころ残っています

駅名標

その次の日も、雨。 雨脚が弱くなったので、鉾岳のアプローチ確認ついでに鬼の目山へハイキング。

でかいサルノコシカケ

サルノコシカケの子供。似てる?

雨の日は水量多くて迫力満点

パックン岩。観光名所らしい。

アケボノツツジが満開でした。

鬼の目山の頂上。本来なら展望よし、らしい。


そのまた次の日も、雨。
比叡山から見えたトンがった山が気になっていて、調べたら丹助岳というそう。
ハイキングコースが整備されているらしいので、丹助岳へハイキング。

山頂からの眺め。雲がだんだん薄くなってきました。
山頂の横にある天狗岩。



このアングルの方がカッコイイ

天狗岩の割れ目に入ってみました

比叡山3峰のアプローチ確認。
駐車場から見える矢筈岳(左)と丹助岳(右)。


■雌鉾岳 大長征ルート
やっと晴れたので、早起きして鉾岳へ。
状態が良ければ雌鉾の美しいトラバース、早く終われば雄鉾の左稜線もやりたいとおもましたが、、、


広大なスラブ。簡単とはいえ、15〜20mおきのボルト間隔に緊張。

乾きがイイとはいえ、朝イチでは流石にところどころ濡れていました。
美しいトラバースルートの上部は、やや湿っぽいようだったので、大長征ルートに決定。

大滝左ルートの部分。乾いていて快適!
雌鉾の頂上に昼前に抜け、雄鉾岳へ向かったのですが、
アプローチの道についた目印の赤テープを追って行ったら、途中で迷子に。。
赤テープ探しに奮闘して、雄鉾基部についた時は結構ヨレヨレ。
時間的にも3時を回ってしまったので、雄鉾左稜線は諦めることにしました。
やっとたどり着いた基部



キャンプ場からみた鉾岳

時間が余ったので、前日、天然杉をみに行こうと思って見つけた綺麗な沢に行きました。
天然杉の看板、キャンプ場からの登山口にあったのですが、10分くらい行くと・・・

なんと80分!
あと80分かかる上、沢沿の悪そうな道だったので諦めたのでした。
沢は人影もなく、水も綺麗で静かでイイところですが、魚はなぜかアブラハゼ・・・

綺麗な沢。



■比叡山 白亜スラブ
翌日は、祝子川キャンプ場へ移動して大崩山小積ダキのアプローチも確認したかったので、午前中に白亜スラブを終わらせようと早起きしました。
これまでの雨でクラックは若干湿っぽかったものの、無事登ることができました。
後に、わかったのですが3P目はリボルトしたてだったようです。(ボルト周囲に白い粉がたくさんついてました)

2P目のクラック。まだ湿っぽい!

3P目は素晴らしいピッチ!

午前中は全く日が当たらず、涼しく登れました。

■大崩山 小積ダキ
白亜スラブを終えたあと、祝子川へ移動し、
雄鉾の敗退を教訓に、事前にアプローチ確認しようと大崩山へ行きました。
登山道の分岐まで行ったら、偶然にも人がいて(知り合いの知り合い)アプローチについてアドバイスもらうことができました。
テープはあまりあてにせず、見える岩壁を目指してまっすぐ行った方が良いとのこと。
確かに、雄鉾でもそうすればよかったと思いました。

大崩山荘に戻って泊まり、翌日小積ダキへ。
アプローチは意外と近くて6:30前には登攀開始できました。
下部は蜘蛛の糸ルートで。久しぶりの人工登攀にビビりながら、中央のブッシュ帯まで昼前に到着。

中央ベランダの直下から。
その後もチムニー、岩潜り、クラックと進みました。
時間を気にして登ったせいか、写真が少ないのが残念!

上の窓のあるあたりから見下ろしたところ。

小積ダキ頂上!

ビビりながら降りる私。
帰りは坊主尾根を歩いておりました。時間が遅めなので、ハイカーには一切会わず。
駐車場に戻ったら19:30。大崩山荘出たのが4:30なので、15時間行動でした。
うち登攀は10時間弱くらい。遅いパーティーに分類されるんでしょうね。。
ちなみにこの壁もほぼずっと日陰でした。風もあって寒かった!
小積ダキは、私はほぼフォロー。。
体調不良もありましたが、主な理由はビビり。山っぽい壁はまだまだのようです。



今回も出来るだけ食事は自炊でした。
好評だったのはハンバーグとコロッケ。
オートキャンプなので食材やガスの重さも気にしなくて良いので気楽でした♪

ハンバーグ
コロッケ






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