久々の海外遠征 カナダ 1ヶ月 その3 Invermere滞在後、バンフでBigStarにあう

  その2の続きです





■12日目 7/24(月)Invermereへ

朝、コツコツと音がします。でっかいキツツキがいてびっくりしました。頭がデカいやつっぽいです。調べたら、エボシクマゲラという北米によくいるキツツキのようです。





前回のバガブー下山後に泊まって、気に入ったInvermereHostelに2泊予約を入れました。この周辺ではおそらく一番安く泊まれる宿です。ホテルというよりもユースホステルに近いような感じで、共同のトイレ・シャワー・キッチンがあります。私たちは今回、洗濯機を使ってさらに気に入りました!




前日とても暑かったので、ウィンダミア湖で泳ごうと朝10時くらいに行きましたが、湖沿いは風が強く、午前中はまだそんなに暑くなく、しかも水があまりきれいだと思えなくて、結局膝下しかつかりませんでした。




前に来たときは、山火事のガスった空気のせいで湖面が全く見えなかったウィンダミア湖。今回はその全貌がよく見えました。
泳がなかったので暇を持てあましました。まだちょっとお昼には早かったのですが、近くのレストランに行くことにしました。



レストランは空いていましたが、程なく満席になりました。団体客の受け入れをしているようで、観光バスで到着した人たちが続々やってきて別室でワイワイやっておりました。




今回初の外食です!
やっぱりハンバーガーにポテトです。


お代わり自由のアイスティーも飲みました。
食後、再びビーチへ。


かなり暑くなってきました。木陰で少し昼寝したりしたものの暇を持て余してしまい・・・


スーパーに行きました。前回心残りだったKootney牛乳を買いました!
1000mlで$6.75は高い、と思ったけれど空き瓶を持っていくと$2キャッシュバックなんだそうです。(翌日、持っていきました)




買い物をしたら、暑いし眠いしで早く宿に行きたくて、15時20分前には宿についてしまいました。チェックインは15時だけど、なるべく早く入れてあげる的なメッセージがメールにあったので期待して行きました。
前回と同じく、無愛想なようで程よく親切なスタッフがサッと手続きしてくれ、早く入れました。早くシャワー浴びて、洗濯をしたい・・・!

洗濯機、乾燥機共に業務用の強力なやつで、量がたくさん入りました。それぞれ$2でできます。洗剤も置いてありましたが、持参の洗剤を使いました。


宿だと、冷蔵庫があるので、ヨーグルトとか、フルーツとか、牛乳とかいろいろ買えます。

昼寝してから、21時くらいにダウンタウンを散歩しました。以前行ったハンバーガー屋さんは無くなっていて、フライドポテトのお店になったようでした。
その近くにStolenChurchというカフェが22:00までやっていたので、アイスを食べました。とても美味しかったです。

ポットホール公園では、子供向けの野外映画上映イベントをやるようでした。この公園には鹿が1匹だけ住んでいました。



どこかで火事が起きているのか、夕暮れの空は不思議なピンク色になりました。







■13日目 7/25(火)Invermereでゆったり

昨日に引き続き完全にレスト日です。
宿に車を置いて、歩いて、街へ。図書館に入ってみましたが、小規模でした。

湖の別のビーチまで行きました。このビーチの近くにもコロンビアジリスがいました。


「Fire」と書いてある小さめの飛行機がたくさん飛んでいました。山火事の消化活動でしょうか。

昨日みかけたフライドポテトの店が気になったけど、12時になってもOpenしていませんでした。平日はやっていないのかもしれません。


あちこちのキャンプ場で蚊がひどいので、アウトドアショップを除いて虫除けを探しましたが、いいものがなくて、スーパーでNonDeetのやつを買いました(結局、全然効きませんでした)。


スーパーを梯子して、宿に戻って、昼寝して、夕飯にチキンの丸焼きを買いに行って、また最後散歩しました。今度は、街と反対方向に。





■14日目 7/26(水)TunnelMountain

天気は週末にかけて不安定な模様で、バガブーにもう一度行くよりも、Assiniboineを優先することにしました。それに、EastCreekBasinへ行くのに、あの氷河の状態で行くのは不安だったのです。

1ヶ月滞在と時間があるからと言って、必ずしも有利にはならないのだと思いました。時間が限られているからこそ、集中して目標ルートまで辿り着けることもあるな、と思いました。H大の彼らは2週間しかなかったからこそ、私たちみたいにアプローチ偵察などと言わず、すぐに向かっていいタイミングで登れたわけです(もちろん、体力技術も重要ですが)


Assiniboineは雪がない状態の方が条件が良く、毎年9月頃まで登っているパーティがいるようですから、氷河ズタズタでHindHutまで行けないことはないと思っていました。週明けの好天3日間を狙ってHindHutを予約しようと決めました。

とりあえず明日、木曜までは天気が良いようなので、バンフで登ることにしました。Sの希望でレイクルーズに向かうことにしました。が、Kootoney側から入場したとき、公園の入園料をどこで払えばいいのかが問題でした。ゲートでのPass販売は多分8時くらいからです。
でも、レイクルーズの湖畔の駐車場はすぐにいっぱいになってしまうらしいので、早く到着しないといけない。オンラインで入園のパスを購入しても、自分で印刷してフロントガラスに貼り付けないといけない(印刷機は宿にもない)。気付いたのが前日の夜のことでした。

いろいろネットで調べて、レイクルイーズのビジターセンターが8:30にOpenしたらPassを買うのが一番早そうです。平日だし、駐車場大丈夫かな・・・と淡い期待を抱いて向かいました。


7:30くらいにビジターセンター前の駐車場につきましたが、すでに上にある湖畔の駐車場は”満車”と掲示されていました。残念です。仕方ないので、TunnelMountainに行くことにしました。それでもParkPassは買わないといけないので、Openまで待機・・・

時間になってビジターセンターの入り口まで行くと・・・なんと外にPassの自販機があるではないですか。Open前にも購入できたわけで、もっと早く来ればレイクルーズに行けたのに、とがっかりしましたが、明日レイクルーズに戻ってくることにして、TunnelMountainへ行きました。


TunnelMountainの駐車地近くの広場で、野外で結婚式が行われるようでした。
確かに、この美しい景色の前で式をあげたくなる気持ちがわかります。


以前登ったGooseberryの隣にあるスポートの8ピッチのルート、Tonkaを登ることにしました。取り付きに行きましたが、誰もいませんでした。駐車地にクライマーは何組もいましたが違うエリアにいったようです。

貸切でTonkaです。最後のピッチだけ、トポに載っていない新しいラインだったようで難しかったです。石灰岩スポートは気軽で良いです。アプローチも近く、ほぼ同ルート下降で、短時間で登れて、この景色ってすばらしいです。




で、降りてきて、今日の宿泊先探しに取り掛かりました。明日もバンフで昇つもりで、公園内のどこかのキャンプ場の空きを見つける予定でした。聞いた話だと、TunnnelMountainキャンプ場はFullとなっていても、頼めば空いているスペースに泊まらせてくれるとか・・・

Kioskに行き聞いてみたら、時間が早かったせいか、厳しくなっているのか、キャンプ場のリストを渡されて、別のところを探すように言われました。
ピンクでマーカーされているところが、空いていてオススメらしいです。最悪、レイクルイーズのオーバーフローキャンプ場(車中泊専用のただの空き地みたいな駐車場)になりそうです。

マーカーされていなかったけど、ProtectionMountainキャンプ場という 先着順のキャンプ場は70サイトもあるし、まだ空いているかもしれないと思って向かいました。バンフの街とレイクルイーズの中間に位置しています。

行ってみたらまだ数カ所、空きがありました!



初めての先着順のキャンプ場(FCFS:first come first serve)で、どんな風に泊まるのかドキドキでしたが、入り口の掲示板に説明があってわかりやすかったです。
サイトを選んでから、連絡先やクレジットカード番号など必要情報を記入して、ポストに入れるだけ。サイトの方には封筒と対になったカードを掲示しておく。料金は、入力したカード番号で後日引き落とされるらしいです(帰国してから請求きました)。先着順キャンプ場は、予約できるところよりも料金が安いです。


キャンプ場は、キャッスルマウンテンのすぐ近くです。角度的にキャッスルには見えないけれど、いいロケーションには違いありません。



カナダであちこちにあるTimHortonsというコーヒーショップのインスタントカプチーノが美味しかったです。お土産に買いたかったけど、その後スーパーでみかけませんでした(普通のコーヒーはありました)



トイレは水洗だし、お湯も出るし、水道水はそのまま飲めるし、なかなかいいところでした。


■15日目 7/27(木)LakeLouis

翌朝、張り切って早めにレイクルイーズへ向かいました。駐車場のOpenは7時ということだったけれど、6時半ですでに半分以上車が停まっているようでした。自販機で駐車料金を払って出発です。それにしても、ものすごい観光客の数です。5年前もこんなに人がいたでしょうか・・・


ノウサギ?もいました。



確かに綺麗な湖ですが、他にも湖はたくさんあるのに、レイクルイーズは異常なくらい観光客が集中していると思いました。バスや車ですぐ来れるから、人気なのだとは思いますが・・・


遊歩道は車椅子の人もOK。


最初、前にも登ったところ(遊歩道の入り口から右側)で登り始めましたが、後からきたクライマーはみんな左の方にゾロゾロ入っていくようでした。


その後、遊歩道沿いのルートでビレイをしていたら、マウンテンバイクの人がきました。なるほど、上の駐車場がいっぱいなら、下の無料駐車場に止めて自転車でくればいいのか、と思いました。程なく、もう2人の仲間が自転車で来ました。ひとりは、なんだかTommy Caldwellに似ている人です。と思ったらもうひとりはAlexHonnoldでした。

バガブーに先週いたので(私たちが偵察していたその日、EastCreekBasinにいたとH大OBの2人に聞いた)まだこのあたりに滞在していたのでしょう!
昨日レイクルイーズじゃなくてよかった!

このときはオンサイトのビレイ中なのであまり話ができませんでしたが、後で追いかけて行ってサインもらいました。写真も一緒に撮ってもらいました。


実は私、6年前に”Tommyと記念撮影!”とBANFF ROCK(表紙がTommy)を掲げて、レイクルイーズをバックに記念撮影しています。不思議な縁を感じました。


その後、クライマーがゾロゾロ行った左側のエリアに行ってびっくりしました。たくさんクライマーがいました。前回右側しか登らなかったけど、こちらがメインのようです。
2ピッチつなげて5.9のルートやりましたが、5.9にしては随分ハングしていて難しいなーと思いました。後でSが購入したBowValleyのトポを見たら5.10bでした。納得です。


ここでは、シマリスくんがおやつを狙ってやってきました。


レイクルイーズの岩場は、青い湖が美しいだけでなく、岩も硬いし、面白いルートがたくさんあって人気があるのがよくわかる気がしました。




壁も大きいです。




天気予報通り、午後から少し雨が降りました。
Passの期限がが16:00までだった(1DAYのPassは翌日16:00まで有効)ので、早めに切り上げて、Goldenの街へと行きました。

市営キャンプ場は予約がいっぱいだったので、国道沿いにあるWhispering Spruceキャンプ場という民間のキャンプ場に2泊予約していました。ここはほぼRVパークで、キャンピングカーがミッシリいました。シャワーがタダで使い放題なのと、各サイトに専用の水場があることはいい点でしたが居心地は△です。今回の遠征でいろいろなキャンプ場を体験したのも面白かったです。



せっかくなのでカナダ料理が食べたい、ということで、街の評判の良いレストランに行きました。




私はElkバーガーを食べました。Buffaloのお肉もありました。



あと、プーティン。初めて食べました。とってもおいしかったです。


スモアも食べたかったけど、バーベキューなどでやるものだからか、レストランにはありませんでした。スモアキットはスーパーでよく見かけました。


アルコール控えめのクラフトビールを飲みました。
0.5%以下は私にちょうど良いです。



豪華に飲み食いして贅沢なひと時でした。




■16日目 7/28(金)Golden近郊、Hutの予約

山の天気は不安定なのかもしれないけれど街はいい天気です。


気になっていたシダーレイクのキャンプ場(ここも先着順、水場なし)に行って、湖沿いのトレイルを歩こうと思ったら、蚊の大群がいて15分で敗退して戻りました。


街に降りて、HindHutの予約受付しているAssiniboineLodgeの事務所に電話することにしました。昨夜メールしておいたのですが、月・火・水と金の9:00-14:00しか事務所がOpenしていないらしく、この日のタイミングを逃すと月ー水のAssiniboineは不可能になってしまうので焦っていました。*この時点で、木曜以降は天気不安定な予報でした

Hutはそんなに混雑しないから大丈夫、とバーベキューの時に聞いてはいたのですが、心配でした。

街で電話してみるも、ローミングで国際電話のせいなのか、ノイズが酷くて自動音声が聞き取れず、1か2を選択せよと言ってるみたいなので、適当に2を押しても電話はつながりませんでした。多分、時間をおいてかけ直せ、的なことを言っていたようです。何回か掛けても改善せず、困ったなあと思っていたら、メールの返信がありました。

Hutの空きはあるようですが、手続きは電話でしかできないようです。
おそらくクレジットカードの引き落としの関係で、メールでのカード番号のやりとりはNGなのでしょう。

困ったなあと思って、場所を移動して掛けなおしたら、自動音声が聞き取れるようになっていました。やはり、スタッフに直接話したい場合は2番でよかった模様。

やっと電話がつながって、無事予約できました!
電話で話すのは苦手だったけれども、(カナダの人は大体そうですが)わかりやすい英語でゆっくり応対してくれたので、大丈夫でした。希望通りHutの予約ができて万々歳です。
後は土日をAssiniboineに向けてゆったり過ごすのみ、です。



■17日目 7/29(土)Spillimacheenの岩場、QuinnCreek再び

結局、土曜も天気が良さそうなので、どこか気軽に登れるところはないかなと思案しました。AssiniboineはBC側(南側のBanff国立公園の外)からアプローチする予定だったので、日曜は、駐車地にアクセスが良いDryGulchに泊まることにしていました。
下山後はInvernmere Hostelにまた泊まるつもりで予約しておきました。

バンフに戻ると移動で疲れそうです。
コロンビア川沿いに岩場はないものか、調べていたら、Goldenの観光マップに、スピリマチーンの岩場が紹介されているのを見つけました。Mountain Projectで存在は知っていましたが、詳細はわからず、ローカルの、小さい岩場だろうと思って登る候補にはなっていませんでした。

Goldenの観光マップに人気のスポートクライミングエリアだと紹介されているので、もしかしたら思ったよりいいかもしれないと、調べてみたらthecrag.comというサイトにPDFのトポがあって、駐車場と概要がわかりました。
行くだけ行ってみることにしました。


途中まではバガブーへのアクセスと一緒。コロンビア川を渡ってから、バガブーと反対方面、北に進みました。未舗装路ですが走りやすい道を行きました。鉱山へ行く道らしいです。

駐車場は思っていたよりずっと立派でした。すでに3台車がいて、1組はキャンプして止まっていたようです(キャンプ可です、水場はないけどトイレありました)。掲示板もあって、岩場の概要図が乗っていました。


駐車場から見えた壁はこんな感じ。幕岩状です。


岩場に行くと、取り付きに甲府幕岩よろしく、ルート名とグレードが書いてあるのでした。岩場の規模もそれなりで、横並びにずっと岩が続き、各セクションごと、トポがおいてありました。壁は高いところで4、50m、数ピッチに別れたルートもあります。ボルトの状態も良く、今も開拓が続けられて新しいエリアが広がっているようです。

とりあえず登ってみた5.9 30mくらい

壁からみた景色

壁からみた景色その2


午前中は日陰

午後は日向


午前中は良かったのですが、午後から日差しがキツく、とても暑かったです。
後から人が続々きました。岩場体験会のような初心者を案内する人たちもいました。ソロのベテランらしい年配の人も数人。スペインから遠征してきた人たちもいました。少し話しました。私たちをバガブーでみかけていて、覚えていたらしいです。想像以上に賑わっていました。


暑いので早めに切り上げて、QuinnCreekキャンプ場へ行きました。今度のサイトは、屋根がないですが、ゆったり広い奥のスペースです。暑かったので、木陰にシートを敷いてのんびりしました。
すると、さっき岩場で出会ったスペインチームもやってきました。

この後、上着を岩場に忘れたことに気付いて、明日岩場に行こうとしていたのですが、偶然スペインチームが拾って持ってきていたことがわかりました。彼らは明日またバガブーに行くのだそうです。お互い拙い英語ですが、いろいろ話して楽しかったです。キャンプ場近くのクラックを登っていたのが彼らだったことが判明しました。

Goldenの街のキャンプ場と比べて、20倍くらい広いです。



列車がすぐ近くを通ります(夜中は通らないので煩くないです)




涼しくなると湧いてくる蚊。
フライと本体の間にウヨウヨするのでたくさん潰してしまいました。
白いテントがシミだらけに・・・

子供の遊具もありました。
私だけじゃなくて、別の成人女性も遊んでましたよ!

朝、移動中に不思議な物を発見



鳥のための台。
猛禽っぽい鳥、いました。



■18日目 7/30(日)DryGulch再び、Invermereのフライドポテトに感動

Assiniboineの前に英気を養おうと、またInvermereへ行きました。
途中、コロンビア川の対岸で山火事が起きているのがよく見えました。



フライドポテト屋さんがOpenしていたので、食べました。すごく美味しかった!



この後、本屋に入ってみたら、すごく面白かったです。
ショーウィンドウに「死なずに楽しむキノコの本」があって気になって入ったのですが、他にもいろいろ面白い本がたくさんありました。Conrad Kain、HansGmoserなどカナダの有名登山家の本もありました。Gmosers HighWayの由来になった人かあ、とここで初めて顔と概要を知りました。Kain氏の「Where the Clouds Can Go」は日本でも買えるようなので、後で読んでみたいです。
トポやトレイルマップなども、アウトドアショップより本屋さんの方がたくさん揃えているようでした。


早めにキャンプ場に行ったら、林の中なのにやっぱりとても暑くて、木陰で休みました。突然、雨が降りだして、雷がなりました。それで、テントの中でAssiniboineを登頂した人の記録を読んでみました。遭難騒ぎが絡んだストーリーで感動したり、湖の近くで熊の親子に出くわした話で怖くなったりしていました。BC側のアプローチのトレイルも熊がよく出ることで有名みたいです。


雨が止んだタイミングで、気になっていたキャンプ場横のトレイルを登ってみました。見晴らしがよくて、山火事の様子が見えました。どんどん広がっている様子です。また雨が降ってきたので慌ててテントに逃げ込みました。





明日は、いよいよAssiniboineです。
今回一番の山場になりそうだと、ワクワクしました。

その4に続きます


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